今年も熱い夏がやって来ました!!この季節注意しなければならないのが、熱中症(ねっちゅうしょう)です。毎年、熱中症で1000人以上の方が亡くなっています。もしも、あなたが、あなたの家族、友人、会社の同僚が熱中症にかかった場合、熱中症の症状と熱中症の正しい対処方法を知っていれば、命を救うことができます。逆に、熱中症の症状と対処方法知らなければ、救える命も救えません。あなたが、熱中症の症状と正しい対象方法を学びあなたの大切な人を守ってあげて下さい。
熱中症の死亡者数は年間1000人近く!!
猛暑が続くと、熱中症で救急搬送される人は急増し、命を落とす人も少なくありません。厚生労働省の人口統計によると、1年間で熱中症で亡くなる人は、1000人近くにのぼるとの報告が上げられています。記録的な猛暑であった2010年には、1731人の方が熱中症で亡くなり、2011年は948人、2012年は723人、2013年は1077人、2014年は489人、2015年は930人、2016年は586人、2017年は530人の方が熱中症で亡くなっています。
なぜ、熱中症で毎年1000人近くの方が亡くなるのでしょうか?
それは、
からです。
テレビや新聞で見る熱中症の対策は、「水分をこまめに補給する」、「塩分を取れば」良いなど、日常で誰にでも簡単に出来る事ばかりなので、ほとんどの人が、特別な対処を取る必要が無いと思っているのです。目の前に熱中症患者が現れた時、どう対応して良いかわからず、まずは、水分補給させようとしても、既に患者は、自力で水も飲めない状態になっており、救急車が来た時には、既に手遅れとなっているケースも多々あります。熱中症は、その症状により、軽度、中度、重度に分類されるが、それぞれの症状によって対処方法が異なるため、まずは、熱中症の症状を知ることが重要です。
熱中症の12の症状!この症状がでたら熱中症と疑え!!
厚生労働省のホームページにには、熱中症とは、「高温多湿な環境下において、体内の水分、塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして障害の総称」と記載されている。熱中症の症状を以下に記載します。真夏の炎天下において以下の症状が現れたら熱中症と疑ったほうが良いです。
軽度の熱中症の症状
めまい、立ちくらみ、こむら返り、手足のしびれ
中度の熱中症の症状
頭痛、吐き気・吐いた、体がだるい、集中力や判断力の低下
重度の熱中症の症状
意識障害(受け答えや会話がおかしい)、けいれん、運動障害(普段通りに歩けないなど)、体が熱い
熱中症の正しい対処法
軽度の熱中症の対処法
めまい、立ちくらみ、こむら返り、手足のしびれ
中度の熱中症の対処法
頭痛、吐き気・吐いた、体がだるい、集中力や判断力の低下
重度の熱中症の対処法
意識障害(受け答えや会話がおかしい)、けいれん、運動障害(普段通りに歩けないなど)、体が熱い
まとめ
熱中症の症状と対処法について解説しました。暑い日に外出するときや、スポーツをするときには、ぜひこれらのことを頭に入れて下さい。知っていれば救える命が沢山あります。